2008年12月23日 (火)

スローフード佐賀・三瀬村の餅つきイベント

今日はスローフード佐賀・三瀬村の餅つきイベントを三瀬温泉やまびこの湯の玄関前で行なった。前日の雪がこのイベントに影響しないのか、とても心配だったが会員の日頃の精進が幸いした。準備開始の時間には会員が各自の軽トラックで集合。トラックの荷台にはそれぞれの調達備品が揃っている。移動式釜戸の3基に火を入れて釜にはたっぷりのお湯を沸かした。お湯はセイロのもち米を蒸すだけでなく臼や杵を温めたりいくらあっても足りないくらい餅つきには重要だ。沸騰した釜に空気穴をふさがないように慎重に餅米を入れて1時間もすればおこわの出来上がり。餅つき開始予定時間の11時にはイベント参加のお客様が10人ぐらい集まっていただきいよいよ餅つきが始まった。1回目の餅がつき上がる頃には会場はたくさんのお客様で大混雑状態になった。受付係、餅を丸める人、釜の薪をくべる者、餅つき係に黄な粉餅や醤油餅をふるまう者と会員は適当に自分の役割をわきまえて、予定より1時間も早く30キロの餅が完売した。60人以上のお客様がとても喜んでもらった。

町と村、人と安全な食、人と人の絆を広める我々の活動が今日もまたひとつ出来て、お金では買えない充実感に浸ることができた。イベントを通して会員相互の信頼も少しずつ増している。来年はまた信頼の輪が大きく広がるような気がする。

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2008年12月 2日 (火)

海水を使った豆腐作り

今日はスローフード佐賀・三瀬村の豆腐作り研修を行った。2年前から4回の豆腐作りをやって来たがもうひとつ納得の結果が出てなくて、仲間の代表が海水を使った豆腐作りの視察研修に出向き今回は同様のやり方でトライした。工程の都度に要領に間違い無いか確認しながら慎重に慎重に。そして念願のきれいな豆腐がついに出来上がった。問題は本当に美味しいかどうかだ?試食を待ちきれずに布や箱に付いている豆腐の端切れを見守っていた会員の皆が口にして「美味い、うまい」を連発した。試食会は盛り上がった。自分もこれまで食べた豆腐の中でも一番美味かった。後何回か、こんな研修をやって一人でもできるくらいになろうと言うことになった。一人ではくじけてしまうような事でも、こんな仲間がいれば成し遂げることが出来るのですね。

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2007年3月29日 (木)

おにぎりカフェ第2弾

この一週間は正に目が回るような忙しい日が続いた。そんな訳でこのブログも書き込みを怠けてしまった。

3月24日と25日はおにぎりカフェ第2弾。佐賀城下ひな祭りでスローフード佐賀・三瀬村の仲間達とおにぎりカフェを出展した。全ての食材がこの仲間の手で生産・製造されている。調理まで何らかのかたちで皆が関わってきた。こだわりのおにぎりカフェだ。おかげさまで連日予想以上のお客様にお出でいただいた。この日のために随分前から下準備をやってきて良かった。いろいろと勉強になることも一杯あった。夕方には急いで帰って具座のお客様をお迎えして、慌しいが充実した日々だった。

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2007年3月11日 (日)

おにぎりカフェ

スローフード佐賀・三瀬村が佐賀城下ひな祭りのおにぎりカフェに出店することになり、3月16日の午後は野菜の収穫から下拵えまで具座で行った。当日のメニューは古代米のおにぎりと甘酒、わらび、いのしし汁。スタッフはみんな働き者で何でも前向きに考え行動してくれて、皆から教えられることがたくさんある。作業は宿泊のお客さんがお出でになる直前まで続いた。

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そして、いよいよおにぎりカフェの本番。3月17日と18日の会場となる佐賀城下ひな祭りの佐賀座は終日お客様が絶えなかった。会員が知恵を出し合って協力して作り上げたこのイベント。お客様もとても喜んでいただいてよかった。具座のお客様もたくさん来て頂いた。

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2007年1月17日 (水)

味噌作りより甘酒が楽しみ!

今日はスローフード協会味噌作りの最終日。加工所に入る途端に独特の麹の匂いが部屋一杯に漂っていた。発酵機の中には白いおこしのような見事な麹が出来上がっていた。みんな手を叩いて喜んだ。思わず誰かが口ずさんだ。「この麹で甘酒作ったら美味かろうね」みんな「賛成!」善は急げと直ぐにとりかかった。

とは言え、本来の作業も怠りない、予定どおり順調にこなすことが出来た。今回の作業で蒸し器や発酵機、高圧釜、ミンチ機、攪拌機の取り扱い要領も良く分かった。これで自分達だけでも麹作りや味噌作りが楽しめる。

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我家に持ち帰った甘酒はコタツの中で保温して夕方には自然の甘味がある美味しい甘酒になっていた。飲兵衛の自分でももう1杯と言いたいくらいだから、女性にはたまらないだろう。甘味料を使わないで発酵で甘くなることを糖化と言うらしい。

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2007年1月15日 (月)

味噌作り

今日から3日間はスローフード佐賀・三瀬村の味噌作りを三瀬村の加工所で行なうことになった。加工所の機械操作は毎年味噌作りをしている我家のバア様が教えてくれることになった。今日は麹作りの段階でオコワに種菌をまぶして発酵機に入れてセットするまで。

私は工程の機械操作や要領をメモしたりカメラに収めたりして作業は少しだけ手伝った。

    湯気が立ち込めてピンボケ状態

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2006年11月20日 (月)

スローフード佐賀・三瀬村の大豆イベント

11月20日(月)スローフード佐賀・三瀬村の大豆イベントを開催した。会員15名とゲスト10名のこじんまりとしたイベントではあったが、その内容は大豆を手元に引き寄せ、長寿の源を改めて見直すに充分なものだった。

イベントで行なった玄米のかまど炊きや納豆、豆乳、石臼挽きのきな粉作りなど繰り返し体験することで身に付き、日常の生活の中に取り入れることができる。農家民宿 具座でも大豆の生産や加工、調理などをいろんなかたちで体験メニューにして行きたい。

具座では12月から手作り豆乳を使った豆乳鍋をやりますよ!

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2006年11月16日 (木)

納豆つくりをもっと身近なものとして普及して行きたい

11月16日はスローフード佐賀・三瀬村大豆イベントに向けての2回目の会員研修を具座で行なった。今日も納豆の仕込をワラつと作りから実習したが、これまで会員が個人的にも家庭で試行錯誤の研究を行なったりしてかなり納豆作りのむずかしさや如何にすればうまく行くか、具体的な情報が集まってきた。

箇条書きで簡単にあげてみると

  • ワラつとのワラはなるべく野ざらししてないきれいなのを熱湯消毒して利用した方が良い。熱湯でもワラに付いた納豆菌は死滅しない。
  • 大豆を煮るのは圧力鍋が最善で豆の種類などにもよるがおおよそ40分で納豆に合う軟らかさになる。
  • 保温は熱湯を入れたペットボトルを納豆をくるんだワラつとのそばに置いて新聞紙に包んで毛布を乗せた程度で40時間が目安になる。
  • ワラつとをビニール包んで保温すると失敗する。

こんな具合だが、できるだけ電気毛布や保温機などを利用しないで、誰でも家庭で出来るようなやり方をイベントの中でも実践したい。そして納豆つくりをもっと身近なものとして普及して行きたい。手作りの納豆は本当に旨いよ!

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2006年10月24日 (火)

こだわり納豆の勉強

佐賀・三瀬村スローフード協会では11月20日(月)の大豆イベントに向けて、納豆の勉強を行っている。先ず、10月19日に会員で納豆の仕込み作業をした。圧力鍋で煮た大豆をワラつとに包んだもの。大豆に納豆菌を加えた物と更に市販の納豆をまぶした物の3種類を作って、電機毛布(40度C)に2昼夜して21日の朝には納豆が出来上がっていた。23日に試食会をすることになった。その結果は次のとおりだった。

  • 市販の納豆をまぶした物は、大豆の味わいがもう一つで淡白。
  • 一方大豆のみと納豆菌を入れた物は味わいが深くて粘りも強い。

これだけで結果を出してイベントに望むのは早すぎるので引き続き研修を行うべきということになった

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24日(火)には会員の田中さんが自宅で大豆を煮てワラつとに包み作った納豆を具座に持ってきていただき、また試食会。うん。これも美味い。絶賛の出来上がりだった。

やっぱり、大豆だけでもいけるのか!

今の世の中、インターネットなどの情報と知識が交錯して情報に溢れている。情報は多いに越したことはない。その中から選択できるがみんなそんな情報におぼれていないだろうか?安易に安くてただ口に美味いものを食ってはいないのか?いや、本当の美味いものとは何かをほとんどの人が忘れたか、知らないのかも?

世の中には何十という市販の納豆があるはずだが、自分達でやってみて初めてわかったワラつとの作り方、大豆のいろいろ、大豆の煮方と煮る時間、保温の方法などなど。そして、できあがった究極の納豆。市販の納豆とは全く異なった味わいの深さ。粘りと大豆の口当たりや香りと何から何までハイレベルだ。確かな物をみんなで作り上げる喜びのための時間と手間は惜しまない!

スタートしたばかりの我々のスローフード協会だが、無限の可能性があるように思えてならない!

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2006年10月20日 (金)

納豆、ささ雪豆腐ときな粉作りだ

10月19日は具座で佐賀・三瀬村スローフード協会の会員研修を行った。課題は納豆、ささ雪豆腐ときな粉作りだ。できるだけ昔ながらのやり方でやろうと張り切ってみたもののなかなか要領がわからなくて資料を片手に確認しながらの作業となった。

それぞれ何とかそれなりに出来上がったが、技術をより確実にするために公開イベント前にもう1回研修を行うことになった。

納豆を入れるワラつと作りはワラを打つ事から始まった。

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ささ雪豆腐作りはわりとスムーズに!

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ワラつとにこうやって入れてと!

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きな粉作りは交替で1時間やっても出来たのはわずか。貴重品ばい!

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