ご先祖の供養
春の彼岸と秋の彼岸、ご先祖の命日にばあさんやカミさんが必ず小豆を鉄鍋でコトコトゆっくり時間をかけて煮豆を作ります。仕上がれば小豆のツブアンです。ご先祖を偲びお供養にと祖母から母(ばあさん)が引継ぎ、カミさんが同じようにやり始めました。
先ずは御仏前にお供えして御近所にも「今日はご先祖の供養でオチャゴです」と配ります。 お茶菓子御膳の略でしょうか?
真夏に種まきして秋に収穫、天日干しして冬に選別した小豆をこのオチャゴ用に大切に確保して保存して置くのです。
今日は亡き父の19回目の命日です。病気一つしたことが無かった元気なオヤジが突然山林の事故で逝ってしまい、その翌日のお葬式は大雪で身も心も凍るような一日でした。翌年に植林した裏山のヒノキがこんなに大きく育って年月の流れの速さに驚いています。山仕事の大好きだった親父を思い出しながら今は同じように山の手入れを頑張っています。
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