シマ瓜の漬け込み
瓜の漬け込みの季節になった。我家では20種類に及ぶ漬物を四季折々に漬け込み具座の食卓に毎日お出しして楽しんでもらう。シマ瓜の粕漬けはその中でも代表的な一品だ。私が小学生の頃は夏休みのこの季節に近くの友達の家に遊びに行くと何処でもおばあさんが瓜漬けの下拵えをしていたものだ。あの頃と同じように我家のばあさんが玄関先に瓜を広げて10円玉で瓜の種を取り出してやっている。今頃思い出した。「かあちゃん加勢すんねと言って、10円玉が瓜の種にまぎれて無くなったと小銭を稼いだものだ。かあちゃんもガキの企みを知りながら歳の近い兄弟3人にさせてくれた。」3人揃うと間違いなく30円なくなったものだ。![]()
今年の2月に具座に泊まりに来て頂いた北海道真狩村の後藤農園から送っていただいたジャガイモを少しだけ残して種芋として利用させてもらった。今年のジャガイモは自家産の種芋ではこれまでに無いような不作だったが後藤農園の種芋では納得の収穫ができた。我家の食卓で試食をしたら栗のようなホクホクした食感がたまらない。是非お客さんにも食べていただきたい気持ちになって、特に味付けしないで塩湯がきしたままでお出しした。やっぱり好評だった。いろどりもバッチリで食卓のアクセントにもなった。お客様とのご縁で少しづつ具座の料理が広がっている。おかげさまです。
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